私にとってキャンプの最大の魅力は、時間にとらわれず好きなように1日過ごせること。目覚ましを使わずテント越しに聞こえる自然の音で起き、日中は思いのままのんびり過ごし、夜は満点の星を眺めながらお酒を楽しむ。
テントにあたる雨風の音も心地良く感じられるのです。
我が家が初めてキャンプに行ったのは、今から15年前。きっかけは、ホテル宿泊より安いからという理由でした。
夏休みの旅行で4人家族1泊5万円のところ、キャンプだと1サイト5千円+食費という感じだったので、安い分泊数を増やすことができました。
現在ではサイト代も1万円ほどのキャンプ場も多くなっていますが、その分高規格になり、またそれでも宿泊施設に泊まるより全然お安く泊まれます。
キャンプにはお値段以上の価値を感じます。
これはどこのキャンプ場に行っても目にするのですが、必ずと言っていいほどお父さんは1人で焚き火を楽しんでいます。
焚き火の魅力に惹かれ、往復の運転や荷物運びも苦にならず家族のために頑張ってくれます。
普段は家事に協力的でない旦那様も、キャンプ場に行くと不思議と率先して何から何までこなしてくれます。
子供たちも自然の中で思い思いの遊びを考え出し、その姿を見ながらのんびり食事の用意をするというのは、とても贅沢な時間だなと思います。
昼から食べまくり呑みまくりでも罪悪感0で楽しめるのも魅力です。
子供たちは、自然の中で様々な遊びを次から次へと想像して遊びまわります。料理やお片付けなど、お手伝いも喜んで手伝ってくれます。
また、自然に興味を持つようになり好奇心から沢山のことを学びます。
今やキャンプブームも到来し、買い物先どこでもキャンプ用品を目にします。キャンプギアのチョイスでそれぞれのキャンプスタイルに個性が出るのも魅力です。そして、キャンプギア選びは日常生活も楽しく豊かにしてくれます。
初めは安さで始めたキャンプですが、キャンプ経験を積んで行くうちに、逆にキャンプとはとても贅沢な時間だということに気付かされました。
とにかく、掛かる費用に比べて満足度が抜群に高い遊びなのです。
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